- 法律雑学 - ものごとの根拠を探ります.                   (やっしー)
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親が再婚した連れ子同士は、姻族にあたるか

前の記事を少し補足。
(以下、養子縁組はないものとします)

ネットの中には、親が再婚した連れ子同士を指して、二親等傍系姻族と書いている方もいるようです。
親の再婚という「婚姻(結婚)によって出来た親戚関係」という風にとらえた上で、
 子(自分)→自分の親  で、 一親等
 自分の親 →その再婚相手で、 親等変わらず(配偶者)
 再婚相手 →再婚相手の子で、 一親等
のトータル二親等、と考えているのかもしれません。

しかし、姻族というのは、「自分の配偶者の血族」や「自分の血族の配偶者」のことです。
AさんBさん夫妻が結婚している場合なら、
 「Aさんと、(Bさん側の血族の)誰か」 又は
 「(Aさん側の血族の)誰かと、Bさん」
との関係になります。
ここで、「Aさん側の血族」であるAさんの子から見れば、姻族というのはBさん、ただ一人しか該当しません。
「Aさんの子と、Bさんの子」という関係は、姻族には当たらないのです。

なので。
連れ子の一方から見た場合(養子縁組はなし)
・自分の親       血族一親等
・自分の親の配偶者   姻族一親等
・自分の親の配偶者の子(血族でも姻族でもない)
ということになります。

参考 Yahoo!百科事典
http://bit.ly/subJtH
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by yoridocoro | 2009-11-22 12:25 | 法律雑学

子を連れた親が再婚したとき、連れ子同士は結婚できるか

子を連れた親が再婚したとき、一般に、連れ子同士は、血はつながっていませんが「きょうだい」になると言われます。
では、その連れ子同士が男と女で、恋愛感情を持ち結婚したいと思ったとき、法的に婚姻(結婚)は可能なのでしょうか。

まず、ルールを書きますと
「直系血族又は三親等内の傍系血族の間では、婚姻をすることができない。」(民法734条1項.)
「直系姻族の間では、婚姻をすることができない。」(民法735条.)
となっています。一定の近親婚は禁止されているわけです。
http://bit.ly/ry2Kn6

次に。子が親の再婚相手と養子縁組していない場合・している場合に分けて考えてみます。

a)養子縁組していない場合
親が再婚したことで、それぞれの親や子が事実上の家族になって一緒に生活していくことはあるでしょうが、そこでの連れ子同士の関係は何かというと、一方の子から見れば
「自分の親の配偶者の子」ですね。
新しく生活するようになった継父(ままちち)・継母(ままはは)の子ども、ということです。

血がつながっていないので血族ではなく、また直系姻族でもありません。
ですので、婚姻は禁止されていません。

b)養子縁組している場合
子が、親の再婚で現れた新しい親(継父or継母)との間で養子縁組している場合、子から見て、継父or継母の連れ子は
「自分の養親の子」ですね。
養子縁組すると、(法律上)血のつながりが生まれますから、その養親の子とも血族関係となり、二親等の血族となります。

ただ、血族といっても、養子の場合は、先のルールの
「直系血族又は三親等内の傍系血族の間では、婚姻をすることができない。」の後に
「ただし、養子と養方の傍系血族との間では、この限りでない。」
と言葉が続きます。(民法734条1項但書.)
「養方の傍系血族(=自分から見て傍系となる、養親の子や兄妹姉妹など)」が相手なら婚姻禁止ルールは適用しない、つまり結婚できるという決まりなわけです。

(法律上)血がつながっている二親等の血族だけれども、養方の傍系血族なので、婚姻は禁止されていません。


よって、養子縁組があってもなくても、血のつながらない連れ子同士の婚姻(結婚)は可能です。
f0198071_16435844.jpg

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by yoridocoro | 2009-11-21 16:43 | 法律雑学