- 法律雑学 - ものごとの根拠を探ります.                   (やっしー)
by yoridocoro
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兄弟姉妹の順序の定め方 2

改めて、基本的なところを考えてみます。
兄・姉とは何でしょうか。

広辞苑第6版では
 兄 :「同じ親から生れた年上の男」
 姉 :「同じ親から生れた年上の女」
とあります。
また、
 年上:「年齢が他より多いこと」
 年齢:「人が生まれてから現在までの経過期間を年または年月日によって数えたもの」
となっています。

時・分・秒についてはここでは触れられていませんが、年齢を「出生からの経過期間」ととらえれば、わずかな差であっても経過時間が長いほう(長く生きているほう)が年上であると言えるでしょう。

---
さて、戸籍法14条は、戸籍の記載順について
「氏名を記載するには、左の順序による。
 第一 夫婦が、夫の氏を称するときは夫、妻の氏を称するときは妻
 第二 配偶者
 第三 子  」(1項.)
「子の間では、出生の前後による。」(2項.)
と定めています。
http://bit.ly/twKH4A
つまり、子については、出生のタイミングが前である者が、戸籍の記載順も先になる、ということです。

ここで、戸籍には「兄」や「姉」という続柄は出てきません。
戸籍の続柄は、「父母との続柄」、つまり「父母であるその夫婦からみた続柄」となります。
「長男」や「長女」などが代表的ですね。

戸籍先例では、
「嫡出子の父母との続柄の定め方について...右続柄は父母を同じくする嫡出子のみについて同一戸籍内にあると否とを問わずその出生の順序に従い長、二、三男(女)と称し父又は母の一方のみを同じくする嫡出子はこれに算入しないのが相当である。」
(昭和22年10月14日民事甲第1263号 司法省民事局長通達.)
としています。
ですから、嫡出子であれば、その出生の順に、男なら「長男、二男、三男...」女なら「長女、二女、三女...」のように記載されるわけです。


2人の出生が「年・月・日・時・分」単位で同じこともある双子。
その場合でも、「出生の前後」「出生の順序」は、兄(姉)かどうか、長男(長女)かどうかなどを、定めてしまうのです。

---
参考(続柄について)
「1人でも仙人の続柄の話」
http://www004.upp.so-net.ne.jp/hitosen/zokugara3.html
 
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by yoridocoro | 2010-02-13 13:31 | 法律雑学
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